●285 友を送る ともをおくる 〇きみとわかつつゆのたもと

 表題:友を送る
 読み:ともをおくる

 収録:(A)球溪歌集「四季」 犬童信蔵著 音樂教育書出版協會 1936(S.11).11 ◎[A3-1],Copy=[Ka1] ※Benecken作曲?

 記譜:四部合唱(伴奏なし) 変イ長調 3/4

 インチピット:ドレド|ドシシ|レドシ|シドド

 曲:ベネケン,フリードリヒ・ブルヒャルト(Beneken, Friedrich Burchard)(1760-1818)[ドイツ]
 詞:犬童球渓 ※1913(T.2)作詞 熊本にて

 ※自筆楽譜ノートあり
 ※樂歌集あり(5)
 ※おくつき(068)と同曲、調性&譜割りが一部異なる


[詞] ※「四季」より(大正2熊本にて)

1.君と別(わか)つ 露のたもと 又も握らん時はいつぞ
  薫るはなに冴ゆる月に 思ひ出でよ西のそらを

2.名殘(なごり)をしむ今日し見れば 露をやどす眼にもしるく
  阿蘇のけむり北に曳きて 君が行(ゆ)かん方(かた)ぞしたふ

 ※西の空 → 南の空
  阿蘇の烟北に曳きて → 動く雲も南をさして
  など変更可能


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